ファッションショー『毒』境赤レンガ倉庫で開催
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- 1月16日
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先日開催されたファッションショーのデザイナー“Ku^(akiko hosoi)”さんにインタビューを行い、そのテーマである「毒」に込めた想いやショーの見どころについて伺いました。
Q1. 「毒」というタイトルに込めた意味を教えてください。
「平凡な日常を打ち砕く、心に突き刺さるような刺激を表現したいと思いました。『毒』という言葉には、ただ危険なものというだけでなく、人を揺さぶり、新たな感覚を呼び起こす力があると思ったのです。」
Q2. このテーマを選んだ理由は何ですか?
「イベントのタイトルとして『毒』を掲げることで、観客にも強烈な印象を残したかったからです。」
Q3. デザインのどの部分に「毒らしさ」を表現していますか?
「レオパードファーで猛獣感を出しつつ、退廃的な雰囲気を染めやペイントで表現しました。また、引きずるほどのスカートやムチのような長い袖、拘束具を思わせるアクセサリーなど、毒の持つ妖しさや危険性を細部に落とし込みました。ループや糸、チェーンも、『捕らわれているけれど、そこに美しさがある』というテーマに通じています。」
ファッションショーの見どころ
Q4. 今回のショーで一番注目してほしい作品やシーンはどれですか?
「ラストシーンの作品はぜひ注目してほしいです。モデルの絵野めぐみさんに、作品から感じ取ったままに表現していただきました。洋服とモデルが完全に融合した、まさにショーのクライマックスでした。」
Q5. 「毒」というテーマを舞台演出でどう表現しましたか?
「最後のパフォーマンスでは、観客が息を飲むような張り詰めた空気感を作り出しました。モデルの動きや表情も、服と一体化して『毒』そのものを体現していました。」



「毒」が持つデザイナーのイメージと伝えたいメッセージ
Q6. あなたにとって「毒」はどんなイメージや感情とつながっていますか?
「触れてはいけないもの、というイメージです。鋭く妖しく美しいもの。繊細でありながら、刺激すると並外れた能力を発揮する…そんな存在ですね。」
Q7. このテーマを通じて、観客にどんなメッセージを伝えたいですか?
「『眠っている能力を呼び覚ませ!』というメッセージを込めました。サブタイトルの『イツモトチガウワタシ』がまさにその思いを象徴しています。」
いい地番
今後の展望について
Q8. 次に挑戦してみたいテーマはありますか?
「『覚醒』ですね。このショーを通じて得たインスピレーションをさらに深め、次の表現につなげていきたいです。」
Q9. 「毒」というテーマを超えて、今後さらにどんな表現を追求したいですか?
「『毒』というテーマをもっと追求したいです。そしてその過程で、私自身の『覚醒』を目指したいですね。」

一番左側がデザイナーのKu^さんhttps://www.instagram.com/akiko_hosoi/
まとめ
このショーを通じて、日常の中に埋もれた感情や能力を呼び覚ます刺激的な体験を提供したデザイナー。「毒」というテーマが描き出す世界は危険でありながら美しく、観客に新たな感覚を呼び起こす力を持っています。次なる挑戦も楽しみです。

これから更に飛躍するKu^さんに目が離せない。
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